医者にはどうやらわからないらしい。

がん告知されたので、それについて吐き出したり他の人の役に立ちそうなことがあったらお伝えしたり

改善されないどころか

日に日に仕事が増えていく。

 

体調を気遣うのもばかばかしくなってきた。

でも親兄弟や心配してくれた人を悲しませたくない。

自分の命は自分だけのものじゃない。

 

どうすれば改善されるのか…

 

今日も一人で残業です。

三連休だって出勤だー

だって片付かないんだもの。仕事が。

やらなきゃな書類が今隣に積んであるけど20センチくらい。1日何も他のことをせずやれば片付くけど、そんな時間は休日でもなければとれない。

 

仕事しかしてないから話題が仕事のことしかなくなって友人には誘われなくなり、

仕事の愚痴しか出てこないのでこちらから連絡もはばかられ、

仕事仕事だ、と思うことができていた最後との砦も崩れそうだ。

 

そして今日はとうとう絶対したくないうっかりミスをしてしまった。

起こった原因は何ですか? → 忙しいからです。

事実だけど言えるわけない。

忙しいから集中がもう限界なんです。

言い訳と思われるのわかってるから言わないけど、働かない人はミスもしないよね…

 

何のために生きてるの。

何のために助かったの。

人生がもったいない。でも仕事辞めたら何のスキルもない40過ぎた女一人が生きていけるほど世の中甘くないよ。

どうしてこうなった

夏には無事に術後2年も迎え

お仕事にも戻って

マーカーも上がらず

それはそれで本当にうれしいことなのだけれど

 

仕事が異常なまでに忙しくて連日4~5時間残業

週末も必ず出勤

下手すると2日とも出勤

しかも朝から12,3時間

新人の世話も私

上司がしない仕事も私

上司の上司はポジティブすぎて「がんばれ☆彡 いい経験になるぞ☆彡」

新人も同僚もすごく頑張ってくれてるけど

イレギュラー大物仕事が重なって全員がパンク寸前

誰も誰かを助ける余裕なんてない

 

一番仲良くしていた人はがんになった私とどう付き合えばいいかわからないと他の友人に相談していたらしいが気遣いの名を借りた自己保身だろそれ

退院後は完全疎遠いっぺん誘いを断っただけで以後はドタキャンされたら困るからとか言われたそのときはさすがにお前もがんになれと本気で思った最低だけどほんとにそう思ってしまった

そしたら私のつらさがわかるだろうと

すぐ反省したけどでももう一度そう考えてしまった事実は消えない

完全に縁を切ったほうが楽になるのに借りてるものを返さないといけない…でももう会いたくないし楽しいそぶりもしたくない

私の病気さえなくなればOKみたいにされると私のあの苦しかった日々を全否定されたようでとてもじゃないけどもう付き合えない

 

みんな私が体調万全でモリモリ仕事してあたりまえみたいに思ってるけど

こんな生活のためにあのつらい日々を過ごしたのか

何のために生きているのだ仕事するためか

親さえ私の病気は治ったと思ってる

唯一いまだに忘れず声をかけてくれるきょうだいには自分の家庭があるから甘えられない

何のための人生なのだ

 

とかすごくブルーになってみてもまあ生活のために働きますけどさ

休日出勤だと上司の顔見ずに済むからむしろ気が楽。

病院以外でこの2年間休みも取ってない。

がんが治ってすごくありがたいのに過労死とか馬鹿すぎるというかあの頑張りもったいなさすぎる。

安倍政権滅びればいい有給とれとか残業するなとか軽々しく言いやがって仕事減るわけでも人間増えるわけでもないんだからただただ仕事する人がサビ残増やさなきゃ世界が回んねーんだよ

 

すみません言葉が汚いでももう我慢も限界に近い

みんな私が強いから平気とか思ってんだよすごいねーえらいねーとか軽く言ってくれるけど何なの強いわけないじゃんロボかよそんなわけないだろ全員が自分のこと自分でやれよそしたら他人の負担背負わずに済む分楽になれるじゃん

 

しんどいよーしんどいよーほんとにつらいよー

なんなのこの人生…ほんとにこんなの想像もしてなかった

しんどいなあ。

でも死にたいとかは思ってませんから大丈夫です。仕事辞めたいだけ。

やめても何のスキルもないから、現実辞められるわけないんだどな。

 

 

 

あー読み返したらほんとにかわいそうな人だ。やれやれ。

現実で吐き出すわけにはいかないのよ。心配してくれる人には心配かけたくないし、

それ以外の人には言っても無駄だからね。

PET-CT撮ってきました

結果は、異状ナシ。

よほど切羽詰まった顔をしていたのか、いつも答えの前にフリがあるドクターセカンドが、私が診察室に入って椅子に座るなり

「異状ナシです、良かったね!」

と言ってくれました。

よほど切羽詰まった顔をしていたのか…

そらするわ。

でも気遣ってくださってありがとう。

そのあと仕事に戻ってちょっと残業もして家に帰って、

その瞬間膝からまさに崩れ落ちて号泣しました。

ああ、私ほんとにつらかったんだな…と自分でも驚くくらいがくっときました。

もちろん、やっと1年目の検診がとりあえず無事終わりましたっていうだけなんですが、この先生の「今回も大丈夫でしたよ」の言葉がなければ次の半年ももうとても越えられない。

世の中には再発をしてもがんばっている方はいっぱいいて、再発イコールすぐにどうこうではないのは頭ではわかっていても、今までの生活とはすべてまた変えなければいけない。せっかく元の生活に戻りつつあったのに、また病気を前提の生活に変えなければいけないのかも知れない。しかも、前回よりも遙かにつらい、終わりの見えないことになる。と考えてしまうと、怖くてたまらないのです。

周りの人には、もちろんいつも考えていてとは思いませんが、手術が終わったから、退院してきたから、これであの人は元気なんだとは思ってほしくない。

一日たりとも再発が怖いと思わない日はないです。誇張でもない。忘れてしまう人もいるみたいですが、それはとても幸せなことだと思います。忘れてしまえるなら忘れてしまえばいいと思う。

でも忘れられない人は確かにいて、その人たちは周りに気を遣わせたくないし、やっぱり自分もそんな四六時中つらくなるようなことを考えていたいわけではないから、平気な顔をして平気なように過ごしていると思う。

でも平気なわけがないんだ。完治する病気ではないし、完治しても別のガンになる可能性も普通にあるし。

「私」を気にして、というのではなく、見えないところにある苦しみを忘れないでほしい。

でも、まだまだ2人に1人はがんになるという言葉だけが一人歩きしている状況ですね。

結局、人は自分の身に降りかからなければわからない生き物なのかも知れません。もちろん私も含めて。

 

とりあえず周りの人には引き続き検診を勧めるにょ!

早期発見だいじ! ほんとにだいじ!

だいぶ間が空いてしまった

元気まんまんりんりんるんるんで過ごしているわけではないのです。

残念ながら。

7月CTの結果がよくわからず、

リンパ腫れてるなー

肺に点があるかなー

でもま、大丈夫でしょ☆

という絶対安心できませんから! な状態でほったらかしにされたまま2ヶ月待って、

やっとの診察でやっぱりリンパが腫れてるなー…

ということでPET-CTを撮ることになりました。

ま、大丈夫だと思うけどね!

と7月に主治医と交代したドクターセカンドはおっしゃいますが

なにが大丈夫なのかまったく訳がわからず私にはただただ不安しかない。

PET-CTすごい大変だった。普通のCTよりなぜか拘束がきつく感じられて(実際は時間も姿勢も同じようなものなんだけど)(緊張してたからかな?)足つりそうでした。

私はバンザイの姿勢を取らされたので、腕が硬直して大変痛かった。

緊張しすぎか。

明後日結果が出ます。

今日は変なテンションで自分は結果をビクビク待ってるからあー煮詰まってるなーと思うけど周りから見たらなんかいいことあったのかしら、とか思われていたかも。

くらいハイだった。

抑えよう…

 

再発が怖くて仕方がない。

再発した人は参加している患者会に本当にたくさんいらっしゃるけど、あの強さが私にあるだろうか。

もちろん皆さん一人になったら泣いているだろうけれど、人前で強さを装うことさえできるだろうか…

仕事どうなるのかな。

先生の大丈夫を信じたいけど、信じて裏切られたらもうショックでどうにかなりそうだ。

なんでこんなことになったんだろう。

考えても仕方ないのに毎日毎日その言葉をぐるぐる考える。

 

小林麻央さんがかわいそうで仕方がない。

ブログなんか書かなくていいよ。家族と自分のためだけにがんばればいいじゃない。

誰が最初に記事にしたのか知らないけど、人の痛みを知らない人間の残酷さに吐き気がするばかりです。

こんな思いをしているなんて、ほんとにみんな自分がならないとわからない…

わからないんだな…

梅雨が明けた

夏が来てしまった!

去年の夏はまるっと病院暮らしだったので、自分の家の暑さを忘れていましたが相当暑い。

でも最近は湿気がないから平気。

これくらいで止まってくれないかな…30度までなら全然平気。30度を超えたとたんに耐え難いくらい暑いと感じる人体の不思議よ。

ていうか28度下回ると普通に夏布団・夏パジャマさむっとか思うんですけど(クーラーなしですよ)どうなってんだおれの身体は。

当然職場は寒いわけで、体調がずっと落ち着きません。頭がふわふわする…週末は突如襲い来た胃腸かぜで寝込みました。吐き気にすごく弱いので、吐き気が来ただけでもう地球の終わりくらい弱る。段ボールに入れて河川敷に捨てられた犬くらい弱い気持ちになる。

そんなん落ちてたら拾いますけどね。

拾った二匹の食い扶持のためにも弱りっぱなしではいられないので、お薬のんで治って良かった。食べ控えしたせいで今日はおなかすいて倒れそうでしたが…ヨロヨロの夏。

 

そして明日はとうとう初めての先生の診察。さよなら主治医…まだ病院にいるけどもう診察は今月から交代なんですって。残務処理中なのね。見に来てくれてもいいのよ…いいのよ…?

来ないか。

ふう。

内診だけで相当なダメージなので、月一診察はただでさえ苦痛だったのに先生が替わるとか…考えただけで吐きそうです。

ストレスのない生活っていったいどうやったらそんなものに巡り会えるのか。

なぞだ。

後ろ向きだな…

いつの間にか一年

みんな覚えているらしいですが、

始めにガンの疑いありとなった日もガンですと告知された日ももちろん手術の日も日付覚えていますよ。

周りがみんな忘れても、自分一人はそっと1年、2年と数え続けるのだな。

 

今日は胃腸かぜかな? 朝起きたときから突然体調が最悪で、吐き気がすごくて30度の室内で鳥肌が立つほど寒くて、賞味期限半年切れたお薬飲んだらなんとか治りました。ちゃんと買い直しておこう…

こんなことでも、がんのせいか!? と血の気がひくほど怖くなる。

こんな思いをずっとしていくのは切ないな。

仕事も最近はフルタイムに戻りましたが、病院通いで休みまくりだから、遊ぶための休みなんてとれない。

足が痛いので以前にも増して引きこもりだし、週末は暑くてウイッグをつけたくないから出かけたくもない。

でも、こんな生活を続けていて、再発しなかったとしてもそれはいいことなのだろうかと思う気持ちがほんとはある。

付き合いの幅は狭まり、外にも出ずに、家の中でもべつになにをするでもなく、ただ生きているだけになってしまっている…

1年たって、改めて向き合わなければ行けない時期なのかな。

でも怖いのよね。なにもかもが。

悲しいほどに相変わらずの日々

痛いとかゆいと戦う日々はまだ続いています。

結局、どっちも理由はわからないままなので現状維持…つまり痛い。かゆい。

痛いがどんどんひどくなってきていて、昨日はとうとう寝られませんでした。かゆくて寝られないのはいつものことなのでどっちみち寝られないんですが

昨日はかゆいより痛いが気になって寝られなかった。

もう完全に病んでいる…

仕事中は痛いかゆいみたいな顔をするのは絶対いやなので普通にしていますが、

代わりに家に着いたとたんにかゆいが爆発する感じです。もう、肌にこすれる服のすべてがかゆい気がしてすっぽんぽんです。あったかくなってきたのをいいことに裸族です。そうしないといられないんだよ…(T_T)一人暮らしで良かった、のか。

痛いのは仕事中もなにしててもずっと痛いですが、そういう意味ではやっぱりいたいほうがまだかゆいよりは我慢できるのかな。我慢するしかないんですけどね。

先生たちは薬飲んでいいって言うけど、20回分しかくれなかったから最高一日3回としても一週間持たないじゃない。そんなに病院行けないよ…今でも時間給取りまくりなのにさ。

なのでどうしても我慢しちゃうんだよ。ふう。

 

金曜日にやっと皮膚科を受診できるので今度こそ効果のある薬に出会えますように…

せめてどっちかだけでもなくなってほしいけどどっちかっていうとやっぱりかゆいのになくなってほしい。

 

暑くなってくると普通の人でもむれてかゆいよね。

それまでになんとかなってくれ! 頼む! もうほんとにつらいよ…

 

髪が伸びてきたのでウイッグ(の下につけるネット)がきつくなってきて、それもまたつらいです。でもネットがないと多分ウイッグってほんとに風で飛ぶと思う。

そんな捨て身のギャグができるほどまだ開き直れない。