医者にはどうやらわからないらしい。

がん告知されたので、それについて吐き出したり他の人の役に立ちそうなことがあったらお伝えしたり

がんばって表に出てみると

もう平気なんだね!

 

と言われるのがなんとも切ない。

平気なわけないじゃろうが~~~

 

まだらはげ(言い方)の自分の顔を見慣れたわけではなくて、

鏡を見るときの衝撃に慣れただけ。

慣れるしかないから慣れるだけ。

いつまでも泣いて傷ついてしくしくしているほうがつらい人は慣れるしかない、

泣いている方が楽な人は泣いている。

そんだけのこと。

平気な人なんかいないよ。

 

今日はかかっている病院で抗がん剤の相談会みたいなのがあったので行ってみました。

帰るときに、ボランティアさんが作ったガーゼ帽子とか無料で配布しているからもらっていってね!

サイズ合わせてみて、大丈夫だよ、誰も見てないから!

と言われましたが、いえ、あなたがそこにいますよね? って真顔で聞き返したくなった。

看護師さんでもお医者さんでも患者本人じゃないんだよ。見せたくない人はたくさんいると思うよ。現に、入院してる患者さんで帽子かぶってない人いないじゃない。同じ患者でも医療従事者でも見せたくない気持ちがあるから、みんなめんどくさいのに帽子かぶってるんだよ。

 

ホントに伝わらないなあ。抗がん剤の相談受ける人ですらこうですもの。

改めて悲しくなったけど、仕方ないや。

でも相談会に行ったのはよかったです。あんまりちゃんとお話はできなかったんだけど、すごい弱音を口に出して泣いてしまったのですけど、わかっていることでも口に出して泣くのって勇気がいるんだ。

それができただけでもちょっとだけ吐き出せた気がして、いかねーよりはいったほうがいいぜ! と素直に思えた。

でもやっぱりお出かけ疲れた……今日はぐったりなのでよく寝られそうです。