PET-CT撮ってきました
結果は、異状ナシ。
よほど切羽詰まった顔をしていたのか、いつも答えの前にフリがあるドクターセカンドが、私が診察室に入って椅子に座るなり
「異状ナシです、良かったね!」
と言ってくれました。
よほど切羽詰まった顔をしていたのか…
そらするわ。
でも気遣ってくださってありがとう。
そのあと仕事に戻ってちょっと残業もして家に帰って、
その瞬間膝からまさに崩れ落ちて号泣しました。
ああ、私ほんとにつらかったんだな…と自分でも驚くくらいがくっときました。
もちろん、やっと1年目の検診がとりあえず無事終わりましたっていうだけなんですが、この先生の「今回も大丈夫でしたよ」の言葉がなければ次の半年ももうとても越えられない。
世の中には再発をしてもがんばっている方はいっぱいいて、再発イコールすぐにどうこうではないのは頭ではわかっていても、今までの生活とはすべてまた変えなければいけない。せっかく元の生活に戻りつつあったのに、また病気を前提の生活に変えなければいけないのかも知れない。しかも、前回よりも遙かにつらい、終わりの見えないことになる。と考えてしまうと、怖くてたまらないのです。
周りの人には、もちろんいつも考えていてとは思いませんが、手術が終わったから、退院してきたから、これであの人は元気なんだとは思ってほしくない。
一日たりとも再発が怖いと思わない日はないです。誇張でもない。忘れてしまう人もいるみたいですが、それはとても幸せなことだと思います。忘れてしまえるなら忘れてしまえばいいと思う。
でも忘れられない人は確かにいて、その人たちは周りに気を遣わせたくないし、やっぱり自分もそんな四六時中つらくなるようなことを考えていたいわけではないから、平気な顔をして平気なように過ごしていると思う。
でも平気なわけがないんだ。完治する病気ではないし、完治しても別のガンになる可能性も普通にあるし。
「私」を気にして、というのではなく、見えないところにある苦しみを忘れないでほしい。
でも、まだまだ2人に1人はがんになるという言葉だけが一人歩きしている状況ですね。
結局、人は自分の身に降りかからなければわからない生き物なのかも知れません。もちろん私も含めて。
とりあえず周りの人には引き続き検診を勧めるにょ!
早期発見だいじ! ほんとにだいじ!